概要・沿革
1 施設を簡単にご紹介していただけますか?
清水町初の特別養護老人ホームとして、平成12年3月にオープンしました。
当施設が開所されるまでは、町内に特別養護老人ホームがなく、町の介護の必要なお年寄りの皆さんは、近隣の市町の特別養護老人ホームに入所されていました。
このような中、平成12年4月から介護保険法が施行されるこになり、町でも在宅介護と施設介護の拠点となる施設の開所は、待望の施設として期待されました。
このため、町の期待に応えるべく、当施設では「福祉の町、清水町の福祉コミュニティの中心として、社会に貢献する。」を経営理念といたしました。
2 施設の特色はどんなところにありますか?
清水町は、三島市と沼津市の間に挟まれた小さい町ですが、交通の便と買い物のしやすさなどで、住みやすい町として、とても人気があります。
当施設は、その住みやすい清水町の東部に位置し、デイサービス、ショートステイ等の在宅介護利用者様や特養入居者様のご家族にとりましても、大変利用しやすい施設と好評を得ています。
(1)快適な生活空間快適な生活空間
@全館に消臭、滅菌効果、心身活性化効果があるとされているオゾンガスの自動噴出装置を配備し、日々、森林浴をしているような環境下で、生活をしていただいています。
A建物外周は、極力大きな窓をぜいたくに配置し、明るさ、日光、周囲の景観と融合させています。
(2)音楽療法の導入
活力ある心豊かな生活が送れるよう、音楽は心身の活性化に効果が期待できるといわれています。
一般のレクリェーション活動に加えて、音楽活動では、専門の音楽療法士の指導のもと、音楽活動を楽しんでいただいており、大変好評を得ています。
3 どんな施設を目指していますか?
21世紀の高齢化社会を迎え、求められるのは、社会に根ざした「人格・尊厳の尊重」を第一義とした根本的な構造の改革です。この基本理念に基づき、利用者・入所者様の健康で豊かな生活に貢献することを目指しています。
また、「生きがい対策」や個人に適した「生活の場」の提供を模索し、地域でのネットワークづくりの強化や新しい社会資源を創り出すことで、福祉の充実も目指しております。
4 ご入居者の日々の様子を教えてください。
入居者の皆様は、日々穏やかに過ごされています。
また、歌が大好きで毎日のカラオケは欠かせません。ですから月に2度の音楽クラブを楽しみに待っています。その日は皆様こちらから声をかけなくとも集ってきて、自然に笑顔がこぼれます。
5 よりよい時間を過ごしていただくため、日々どんなことを心がけていますか?
単調になりがちな日々の生活の中でどの様にすれば皆様の生活に張りが出るか、“その人らしく”“楽しく”を念頭に手芸、園芸などの行事やレクリェーションを実施しています。
6 職員の心掛けについて教えてください。
職員は、皆様を“人生の大先輩” “人として大切な存在”ということを忘れずに、お世話をさせていただいているという気持で接しております。
7 職員の方々は、日々どのようなことを心掛けていますか?
また、今後の展望について教えてください。
入居者の皆様やご家族に対しての言葉使いには、特に気をつけるようにしています。何気ない一言で信頼関係を失うことのないように心掛けています。
今後は、もう少し踏み込み、入居者様一人ひとりに合ったサービスの提供と生活に潤いを感じていただき、柿田川ホームを利用して良かったと皆様が心から思っていただけるよう職員一丸となって頑張ってまいります。